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CA面接

完璧な回答より、伝わる声と表情

面接の準備というと、多くの人が「何を話すか」にばかり時間をかけます。志望動機を練って、想定問答を覚えて、完璧な回答を用意する。もちろん、それも大事です。でも、ひとつ知っておいてほしいことがあります。

面接官の印象を決めているのは、話の中身そのものよりも、それを「どう話したか」のほうが大きい、ということです。

少し意外でしょうか。でも、思い出してみてください。あなた自身、人と話すとき、相手の言葉の内容を一字一句覚えているでしょうか。たいていは、「なんだか感じのいい人だったな」「明るくて話しやすかったな」という、声や表情から受け取った印象のほうが、強く残っているはずです。面接官も、同じ人間です。

では、声と表情の何が見られているのか。

声でいえば、大きさよりも「届く明るさ」です。無理に張り上げる必要はありません。相手にちゃんと届く、明るく落ち着いたトーンで話せているか。語尾まではっきり言えているか。緊張すると、人は早口になり、声が小さくしぼんでいきます。そこをほんの少し意識するだけで、印象は大きく変わります。

表情でいえば、「笑顔の質」です。口角を上げるだけの作り笑いは、相手に伝わってしまいます。本当に伝わるのは、目元までやわらかい、自然な笑顔です。これは、その場でつくろうとしてもできません。日頃から、鏡の前で自分の自然な笑顔を知っておくことが大切です。

そしてもうひとつ、間(ま)。質問されてすぐに答えようと焦らず、ひと呼吸おいてから話し始める。この余裕が、落ち着いた印象と、言葉の説得力を生みます。

ここで、独学の落とし穴をお話しします。声も表情も間も、「自分ではどう聞こえ、どう見えているか」が分からないんです。「ちゃんと笑えているつもり」「はっきり話せているつもり」と、実際とのあいだには、思っているより大きな差があります。完璧な回答を暗記しても、それが硬い表情と小さな声で語られたら、かえって不自然に映ってしまう。だからこそ、第三者の目と耳が必要なんです。

今日からできること。スマホで、想定問答にひとつ答える自分を録画してみてください。音声だけでなく、表情も。見返したとき、ほとんどの人が「思っていたより暗い」「思っていたより早口」と感じます。その気づきが、上達の入口です。

自分の声と表情が「相手にどう届いているか」を知ることが、面接上達のいちばんの近道です。

Wing.Sの2次面接対策(ZOOM 60分)では、あなたの話し方・表情・間を現場の目線で一緒に確認し、本番で自然に魅力が伝わるところまで整えます。動画を送ってフィードバックを受けられる無制限LINE添削との組み合わせもおすすめです。