韓国系を受けるのに、韓国語より先に磨いてほしいもの
「韓国系を受けたいんですが、韓国語ができないと厳しいですよね?」
この質問、本当によく受けます。気持ちはとても分かります。韓国の航空会社なんだから、韓国語ができないと話にならないんじゃないか、と。
でも、最初にお伝えしておきたいことがあります。韓国語ができることは、もちろん強みになります。ただ、多くの人が思っているほど、それが合否を直接決めるわけではないんです。それより先に見られている、別の大事なところがあります。
考えてみてほしいのですが、韓国系のエアラインがわざわざ日本で採用をするのは、なぜでしょうか。日本路線で、日本のお客様に接するためです。つまり彼らがほしいのは、日本人のお客様に対して、自然で品のある日本語と、行き届いた気づかいで接することができる人。ここが、想像以上に重視されます。
韓国語は、入社してからでも伸ばせます。研修もありますし、現場で毎日使えば嫌でも身につく。でも、母語である日本語の所作や言葉の品というのは、その人がこれまでの人生をかけて少しずつ育ててきたもので、面接の短い時間ではごまかせません。だからこそ、そこが見られるんです。
じゃあ韓国語は意味がないのかというと、そんなことはありません。大事なのは、語学力を見せつけることではなくて、「この会社の文化や価値観に、敬意を持って近づこうとしている」という姿勢が伝わることです。
なぜ、数ある会社の中でその韓国系エアラインなのか。サービスや理念のどこに惹かれたのか。韓国の文化に、どんな関心を持っているのか。——簡単な韓国語の挨拶ができることより、こういう「なぜこの会社なのか」を自分の言葉で語れることのほうが、ずっと深く響きます。
そしてもうひとつ。面接で評価される日本語は、生まれつきのものではありません。準備で十分に磨けます。
結論から短く話す。「恐れ入りますが」「あいにく」といったクッション言葉を、わざとらしくなく挟む。「できません」ではなく「こちらでしたらご案内できます」と、否定を肯定に言い換える。こういうのは、知って、繰り返して、体に馴染ませれば、本番でも自然と口から出るようになります。
ひとつ気をつけてほしいのは、韓国系といっても会社ごとに、求めている人物像も、大切にしている価値観も、驚くほど違うということ。「韓国系」とひとくくりにした一般的な対策だけでは、なかなか届きません。その会社が本当は何を見ているのか。そこを知ることが、いちばんの近道です。
「その会社が本当に求めている人物像」を知ることが、韓国系合格の出発点です。
Wing.Sの合格対策BOOKは、直近の面接データをもとに会社ごとの傾向をまとめています。
さらに2次面接対策(ZOOM)では、あなたの志望動機や日本語の所作を、その会社の目線に合わせて一緒に磨いていきます。

